« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »

2009年6月

カート、あんたって人は。

ここんとこ、仕事に煮詰まって居眠りしそうになるたびに、ハッと目覚めてこの人のパフォーマンスを観て、真夜中にひとりで気持ち悪い笑い声を立ててる自分がいる。

Kurt Browning 2000 Ice Wars - Rag-GIDON-Time (Clown Number)

2000年のプロ競技会の映像で、ええっと、この時34歳?今より髪の毛いっぱいあるね、てか今ないのか(笑)。今も浅田真央を思い切り褒めてくれる、とっても素敵なおじさんだけど。

こんなのを見ると、プロのスケーティングの可能性をいろいろ感じられてすごく素敵だ。楽しい~カートはいいなあ! 思いっきりはまりそうな予感。

うーん…それに対して、ジェーニャは競技を引退したら、たぶんまたゆるゆるのデブシェンコに逆戻りしそうな予感がひしひしとする。実績あるし。カートのように、プロでパフォーマンスを極めようとするタイプではないかもね。彼自身が、もう少しナルシストなら良かったのになあ。でもまあ、好きに生きて幸せなら、それでいいかあと思う今日この頃…。

さよなら、マイコー。

学生サークル時代、新入部員の男の子の持ちネタが、「スリラー」だった。

彼の名前が、今どうしても思い出せないんだけど(ごめんよ)、「てとってとってとっ」っていう、何だか無性にかわいらしいピボッドターンと、それを見た先輩達が大笑いしていた顔だけは覚えてる。あの頃似たような光景が、大なり小なり、日本のあちこちで展開されていたんじゃないだろうか。

Cup of Russia 2001 SP  マイケル・ジャクソンメドレー

これって、曲のつなぎがめちゃくちゃだの(実際そう)、衣装の趣味が悪いの(最初は股間にあった編み上げを撤去させられた)、腰振りが下品だの。とどめに、ソルトレイクシティの悪夢があったために、ファンの間ではちょっとないがしろにされている(ように見える)プログラムだ。練習の時、マイケルの振りがどうしてもうまくできなくて、癇癪を起こしたジェーニャは、グラスだかコップだかを壁に投げつけたんだっけ。がんばったのにね。
ジェーニャは良くも悪くもバレエの国の人だ、と思う。こういうポップス系の崩すとカッコイイダンス(何て言うのかなあ…素人だから表現が見つからずに歯がゆい)は、あんまり似合わない、てか苦労しているように見える。でもステップは、やっぱり圧巻だね。毎日マイケルのビデオを観て研究したのだろうか。
それにしてもジェーニャ、「何で今、マイコー?」っていう疑問は湧かなかったんだろうか。ミーシン先生のプランだったから、それは無理なのか。

ここに本家の「Billy Jean」も貼ろうかと一瞬思ったけど、マイケルに敬意を表するために思いとどまった。ジェーニャにも気の毒だしなあ(笑)。

それにしても、絵に描いたように突然あっちへ逝ってしまう天才って本当に多いね。
私は格別ファンではなかったものの、確実に影響を受けた、同時代人のひとりです。
マイケル、あなたは紛れもなくあの時代のアイコンでしたね。
どうぞ安らかに。


ペリメニとプルゲー。

何だか、来月あたりロシア料理(本当はベラルーシ料理)を食べに行くことになった。実は今までの人生であまり食べたことがないんだよね。だからすっごく楽しみだけど、日本の夏にどうなんだろうか。

ジェーニャがこよなく愛するのは、マーマの作るボルシチとペリメニだそうだ。何かすごくベタな気もするけど、それだけ一般的な家庭料理だっていうことだろうか。ところでボルシチは世界三大スープのひとつ…ってだれが決めたんだっけ? 今は広くあまねくロシア料理だけども、もともとはウクライナやベラルーシの伝統料理だったのね。

180pxrussian_borscht_with_beef_an_3180pxpelmeni_2

ペリメニはロシア風水餃子ってことでいいのか。えーと「伝統的なウラルの料理法は、牛肉45%、子羊の肉35%、豚肉20%」で、バターかサワークリームで食す(byウィキ)って。結構こってり系?すぐにスープに浮かべたがるのって日本人ぐらいなのか。

かなり水餃子&蒸し餃子Loveな自分は、ネパールで食べたモモも、韓国で食べたムルマンドゥもすごく好きだった。いつか世界中の餃子を食べ尽くしたい。…腹が減ってきた。でも、両方とも梅雨時の日本で手作りする気分にあんまりなれない料理だよね。秋にジェーニャの本番が近づいてきたら、願掛けとして作ってみようか。

ところでペリメニのことを調べてたら、ネットの片隅に「プルゲー。」なるものを発見してしまった。 (たぶん)サンクトの衣装でパイラルするジェーニャをマウスで操り、襲ってくる雪だるまを避けつつ、好物のペリメニやお寿司やブルドッグ(笑)をゲットして元気を補給し、できるだけ長く飛んでいく…とまあスクロール系のゆるーいゲームなんだけど、何だかかわいくて、しばしハマッタ。自分センス全然ないんで、距離がちっとも伸びないけど。

しかし、もともと元気ゲージの最大値が100までしかないのに、雪だるまに1回ぶつかるだけで-45もダメージがあるから、油断するとすぐに死ぬ。30メートルでも死んじゃう。その辺の弱っちさ加減は現実のジェーニャそっくりで、作者の愛情を感じる(…違うか)。人生に疲れたら、ぜひ「プルゲー。」(笑)。

最新のジェーニャさん。

6月22日のエストニア合宿の取材映像。
http://sport.err.ee/index.php?0&popup=video&id=8070

少し前に右足のアキレス腱付近に嚢胞ができて、練習を休まなくちゃならなかったんだ…などとか話しているらしい。(ロシア語お手上げ)
3Aも軽やかだし、痩せて男前になったね。ずいぶん勝負モードに近づいてきたんじゃないだろうか。応援してるよ!ガンバレ。

とにもかくにも、スイングスイング。

何の脈絡もないけども、時々、禁断症状に陥ってしまい、観ずにはいられないみどり。
まさにピークの演技だ。

伊藤みどり 1990 Worlds SP (LPはいずれまたの機会に)

コンパルソリーがあった、最後の年だっけ。またしても出遅れてしまったみどりさんは、ディフェンディングチャンピオンにはなれなかった。でもカナダのお客さんは、誰がチャンピオンか、ちゃんと知っている。みんなみどり大好き。

何度もリプレイしてしまうのは、ラストの2Aと、そこからワンステップ(!)で入る、ものすごいコンビネーションスピン。ジャンプとスピンの技術が桁外れっていうことは、ものすごくぶっとい「センター」を持った人なんだろうなあ。

手首が攣りそうなんですが。

1999 Worlds SP Hava Nagila ジェーニャ16歳

ワールド2回目の挑戦のSPで、1位になった演技。LPではヤグに逆転されてしまう。ジェーニャって結局、ワールドを取るまで初挑戦から4回を費やしてるんだね。どこかの掲示板でだれかが言っていた気がするけど、勝負強いんだか弱いんだか、よく分からない。

少年の頃にいくつかあったロシア民謡路線は、どれも傑作だと思う。というか、後々の変プログラムからしたら、ずいぶんと正統派に見えてしまう。でもその方がかえって、若いジェーニャの天衣無縫さを際立たせている気がするんだけど。

このプログラム、どの試合でも観客の盛り上がりがものすごくて楽しい。エキゾチックなところが受けたのだろうか。観てると手首を立ててみたくなるんだけど、指先まで反ってるジェーニャの手の動きには、当然だけど到底かなわない。若い頃から本当に上手だよなあ。特にサーキュラステップの途中の「パーでんねん」の振りがカワイイ。…えーと、いつも変なところばかりツボってごめんよ。

ハヴァ・ナギラの曲は有名だけど、もともとはウクライナに移住したユダヤの人たちの音楽なんだそうだ。プルシェンコって名もウクライナ系なんだっけ。東西から人種や文化が混ざり合って、芸術と才能の坩堝なんだろうなあ。んで、美男美女の本場でもあると。ジェーニャのおかげで、ユーラシア大陸の西の果て、ロシアのルーツにもいつか行ってみたくなる今日この頃。

腰振り映さんかい(怒)。

ブログのために、人様がUPしてくださったありがたい動画をクリップしている。同じ演技の映像が複数見つかれば、より画質のいいものを、さらによりカメラワークが好みのものを選ぼうとしているんだけど、「これなかなかいいね」と思って観ていたら、お気に入りの振りや決めポーズの時に、なぜか上半身や足元が抜かれていたりして、「ああっ何で全身映さないんだ、モッタイナイ!」と思うこともよくある。スイッチャーのこだわりなのか。

基本的にフィギュアは、演技前と演技後以外は引きでいいと思うんだけど。でもNBCとかCBCとか、北米の大テレビ局はアップの使い方も上手な気がする。トリノ五輪のジェーニャのSPでは、ストレートラインステップ前の射抜くような眼差しが一瞬抜かれていてドッキリした。LPを滑り終えた後の、戦慄く表情も(あんな顔は見たことない)、しっかりセレクトされていた。どちらもNBCだったっけか。

ちなみにJリーグが発足してもう16年だけど、日本の民放サッカー中継はまだまだお寒い。特に日○レとかね。プレイと全然関係ない所で、自らスターシステムに乗せたい選手を抜いてみたり、プロフィールを紹介したり。いまだにプロ野球中継方式でサッカーも伝えようとしているもんだから、速いプレイにスイッチングが全然追いつかない。試合内容に関係ないところでストレスがたまり、「インプレイなんだからピッチ映せや」「顔なんか抜かずに引いとけよ!」と、ガラ悪く罵る羽目に。まあ、民放の中継はほとんど観ないけど。

スケートもサッカーも、後々の確認は映像でするとしても、やっぱり初見は生がいいってことだろうなあ。今年はスケートの試合、身近なところからぜひ観に行きたい。

…しかしふと思うに、N○Kさんがジェーニャの腰振りを決して映さない理由は、また全然別の話だよね。そうだよね。大変失礼しました。時にジェーニャ、もし晴れてバンクーバーに出られた暁には、即興で思いっ切り腰振りしてみてくんないかな? ボレロ式でもマイケル式でもいいからさ。N○Kが、どんな神スイッチングでそれをなかったことにするか、ぜひ見てみたいんだけど。

Once Upon a Time in Japan 後編。

2001GPF スーパーファイナル ヤグVSプル
後攻 ヤグディンの巻~恐怖のキスクラ (音量注意)

よく知らないが、ヤグは怪我でもしていたのだろうか。お手つき以前に、本来のスピードも切れもない気がする。でもジェーニャが勝ちなのは変わらないけどね。

プログラムの個性もあるけど、まさにダンサー対アクターだ。点を得るためのアプローチが同じ競技と思えないほど違うふたりが、凄まじい高みでしのぎを削っていたなんて。確かに奇跡だったかもしれない。当時のジャッジはさぞ大変だったろう。いいや、楽しかったろう。だってこんな勝負を間近で観られるなんて、ものすごい役得だ。うらやましい。

それにしてもこの花のキスクラ、一見少女漫画みたいだけど、二人の間の空気が怖いよ!!つるかめつるかめ。よく隣同士に座らせたな。すぐ近くにミーシン先生もいるしなあ。ヤグの言葉に苦笑する場面はかわいいけど、海外の放送では、ヤグがうさじいでふざけている間の、ジェーニャの能面みたいな表情が抜かれていて、本当にコワカッタ…。ネタも満載で(笑)、とにかくエキサイティングな時代だったんだなあ。

このシーズン、ヤグディンを圧倒したジェーニャはワールドも初制覇して、まさに飛ぶ鳥をも落とす勢いで、オリンピックシーズンに臨むわけだ。だけど…人生って分かんない。

何だか神様にでもなった気分。でも、もしそうだとしたら…神様ってツマンナイ。ドラえもん、お願いだからタイムマシーン出しておくれよ。

Once Upon a Time in Japan 前編。

その昔(全然昔じゃないけど)、日本で繰り広げられた大勝負。
あのころは「ロシアンすげえなあ」なんて、片目で暢気にTVを眺めていたっけ(遠い目)。もし今これがあったら正座して固まって、しかも胃がキリキリ痛んでるに違いない。

2001GPF スーパーファイナル ヤグVSプル
先攻 ジェーニャの巻

Once Upon a Time in Americaって、正直最初はピンと来なかったんだけど、今ではもう病みつきだ。冒頭の「ザ・ムーチ」に入る前後、特にタバコの振り付けが小粋だし、ジャンプとともに曲が変わって次々と場面転換する後半もカッコイイ。競技用とは思えないほど、とにかく遊び心いっぱいのプログラム。ジェーニャが踊れる人なんだってことがよく分かって、何度観ても楽しい。

それにしても、このときのジェーニャの気迫は凄いな。

若きジェーニャの演技でお気に入りなのは、なぜか日本でのものが多い。この「Once」も、ずいぶん固かったように見えるワールドの時よりいい気がするし。やっぱりGPSって、他の競技会よりのびのびと滑ることができるもんなのかな。

というわけでこの一騎打ちは後編へ続く~。

どーもくんがそんなに好きかい。

ジェーニャは昨日から、ミーシン先生んとこのエストニア合宿かな。無事に現地に入っただろうか。くれぐれも怪我をしないように、実り多い合宿になるよう、お祈りお祈り。
もうすぐ来シーズンが始まるんだなあ。

…死ぬほど眠いから、ただただ和んで寝ることにする。

1999NHK杯 ジェーニャ17歳

…美姫ちゃんに笑われてるよ。

遅れてきた者の悲哀。

某海外物ソフト屋さんから新着モノメールが来た。

Import5_s0086004_5

去年ブダペストで開催の、エドウィン・マートンの氷上のステージ『Kings on Ice』のライブDVD。ジャケットにジェーニャが大きく出てるけど、出演はトスカとゴッドファーザーとフィナーレだけで、基本的にはマートンのショーな のか。マートンのことは大好きだけど。別に恨みはないけど。…ううーん

で、マルチリージョン対応のDVDデッキじゃなきゃ再生できないって、ダメじゃん。PCでしか見られないんなら、自分にとってあまり意味はない。しかも7300円って…高!

結局やっぱりショーじゃなくて、コンペのジェーニャを大画面で観てみたいんだよなあ。もし誰かがDVD作ってくれたら、ウン万円は出すのに。いろいろな権利の問題が絡むから、そういうのってやっぱり無理なんだろうか。

ジェーニャにはしっかり準備をしてもらいたいけど…早く試合が始まらないかのう。

ドーナッツスピン…じゃないよな。

動画を上げてみる練習。

ひっぱりっこでぐるぐるぐる。

てか、私はこんなことしてていいのか。また、テストの前の日に漫画読みまくってる状態になっているぞ。

Hanna_20090613_3

…ソンナノシラナイモンネ。

自分でキリ番踏んじゃった。

何てことだ、自分で踏んじまった。でもだからって、何なんだ(笑)。
10ウン歳も下の男に突然入れ込んでる自分のアホぶりがおかしくて、それをメモっておくつもりで始めた日記だけど、こんなんでもぽつりぽつりと、覗きに来てくださる人がいてビックリ。
でもそうなったらなったでアクセス数が微妙に気になったりして。本当にアホだよなあ。
とにかく、見に来てくだる方にはいつも感謝しております。

こんなんを書いているおかげで、泣きそうに怒濤の忙しさの中でも、心の均衡が保たれてる今日この頃。

麗しのアダージョ。

時々見たくなる綺麗なジェーニャ。この頃は、少年期を抜け出した後の不思議に中性的な魅力があるよね。アダージョ衣装が彼にぴったり。

2002 Bofrost Cup Plushenko SP Adagio Albinoni

2002年ボフロスト杯のSP。シーズン序盤だけど、つなぎの振り付けとかもよりバレエ味が強くて、好きなアダージョ。ちっさい頃にマリインスキーの振り付け師さんからスカウトされたというだけあって、バレエの基礎が入ってる人の演技はキレイだな。

でも、お耽美プログラムの中にも、サーキュラーステップ前のカクカクから「とおっ」ていう感じのヒーローみたいな(笑)動きとか、ストレートラインステップの「二重跳びピョン」とか。うまく言えないけど、「今の何だ?」っていう、感性をザラッと逆なでするような振り付けが入ってるのが、らしくて好きだ。これって、どんな風に作っていくのかなあ。

カート・ブラウニングは、振り付け師としての初仕事で本田武史を担当した時、できたものがイメージと違って戸惑っていたら、自分の現役時代に振り付けを良くしてくれたサンドラ・ベジックから「それが当たり前なのだから慣れなさい」と言われたそうだ。ジェーニャの場合はどうなんだろ。何もかも思いっきりジェーニャ色に染まって、あの演技になるんだろうか。一遍でいいから、ミーシン先生んとこのリンクで、プログラムができていくのをずーっと眺めてみたいもんだ。楽しそうだ。

ところで、アダージョ・ジェーニャに赤ちゃんを背負わせて、ガラガラ持たせたお笑いコラージュを見てから、最初のポーズがおかしくて仕方なくなったんだけど…どうしてくれよう(笑)

17歳つながりで、ちょっとみどり。

Warlds 1987 SP 伊藤みどり17歳

超ライトなフィギュア観戦者なりに、伊藤みどりさんはずーっと大好きなスケーターだった。いろんな動画が観られるありがたい時代になって(ジェーニャにはまったのと同様に)、彼女のことが前よりもっと好きになった。

ジャンプの質とスケール、切れ味においては、さすがのジェーニャもみどりさんにはかなわないと思う。というか、男子を含め歴代のスケーター全員がひれ伏すんじゃないかなあ。ジャンプの軸が相当曲がっても強引に降りてしまう、ジェーニャの超人的なボディバランスにはよく驚かされるけど、みどりさんの場合、軸がブレているのをほとんど見たことがない。高速で回る独楽を遠くへ放り投げたような、物理の法則通りのジャンプ。これこそまさに究極のスポーツ美。

SPだから三回転をボンボン飛んでいる訳じゃないけど、それでもスゴイ。たとえジャンプがなくたって、音楽にノリノリのかっ飛びサーペンタインステップと、男子と見間違えそうなフライングシットスピンだけで、軽くご飯三杯はいけてしまいそうだ。

そして何よりスケートを滑る喜びを、ここまで全身で表現している演技は、あまり他に見たことがない。

ご機嫌インタビュー。

去年春のKings on Iceのショーの時に、プレスから新しいプログラムのことなんかを聞かれてるらしいインタビュー。思わず貼ってしまった。

ジェーニャって、オフアイスはいろんな意味で非常に微妙なので、正直、一度たりともイケテルと思ったことはない。これだって、去年のまだデブシェンコだった時だし、頬袋もしっかりあるし、おぐしは淋しいし(ごめんよ)。

でもなんか…あああやっぱュートだなあ!この人。
根詰め仕事に疲れを感じるたびに、コレ観てニヤついている自分は、かなり気持ち悪い。ヤバイかもしれない。モウ末期症状カモシレナイ…。

今日は空飛ぶキノコの鑑賞会。

1999 NHK杯 LP Dark Eyes

ニコニコのアカウントがない方はこちらで。

※追記 2009 8/26 元の動画が削除されてしまったので差し替えました

当時おそらくテレビで観ていたはずと思うけど、自分の中ではボレロほど印象に残らなかった「黒い瞳」。でも、今改めて観るとぶっ飛んでしまう。このとき会場で生演技を観られた人が、心の底からうらやましいです。

初披露だったっていう4-3-2にしても、3A-3Tにしても、切れ味がものすごい。そしてとにかく、演技が大きい! この年齢にしての完成度の高さも驚愕だけど、それよりも若さゆえの破天荒な魅力の方を強く感じる。何だか、そのまま空に飛び立っていっちゃいそうだ。次シーズンの黒衣装バージョンでは見違えるほど大人っぽくなって、せつなさの表現なんかももっと上手になったけど、この白衣装バージョンの無邪気なぐらいのスケールの大きさは、ちょっと別物な気がする。コメンテーターも大喜び。何だかジェーニャってすごすぎて、よく海外の解説者に笑われてるのが面白い。自分としては、あまりにかわいらしいジャッジへのアピールがツボなんだけど。

17歳かあ…。まさに天翔るキノコ王子。それにしても日本のファン、キスクラに雨あられとプレゼントを降らせすぎ。おびえて座れないジェーニャが笑える。

突然、昨夜は国立競技場。

6月3日(水) 2009 ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ第5節
FC東京 3-1 モンテディオ山形 (国立競技場)
得点 3' 廣瀬智靖(山形)、57' 梶山陽平(F東京)、63' カボレ(F東京)、71' カボレ(F東京)

突然Jリーグの備忘録に変貌(笑)。夕べは7時30分のキックオフと同時刻に打ち合わせがあり、終わって駆けつけたら、すでに後半の40分だった。トホホ。でもまあ久しぶりの勝ち試合だったからいいか!

FC東京の年間チケットを買うようになって6年目。忙しさにかまけて、今シーズンすでに4試合も欠席してしまった。モッタイナイ。しかも、観に行った試合に限って、情けない負け方をすることが多いもんだから辛い。徒労感も格別だわ。

とはいえ、特定の好きな選手のために、フィギュアの高い海外観戦ツアーを押さえる度胸と比べたら、その程度(観に行くたびに負ける)のことは本当にちっぽけな気がする。熱心なフィギュアファンってすごいよなあ。(実はロシア杯、気持ちが動いてなくもないんだが)

毎年進歩してるんだか、退歩しているんだか全然分からない、万年中位の弱いクラブを応援し続けるのは、正直忍耐が必要だ。だからといって好きになっちゃったものは仕方ない。次の清水に勝って、決勝トーナメントに絶対進んでおくれ!

しかし、デジカメ忘れたし、携帯も持たない原始人なので写真もなし。せっかくこの日記始めて、最初の勝利なのになあ。残念。今度こそ。

元気が出ない夜に観るEX。

今夜も今夜とてロー・テンション。昼間もいつも眠いよお。
とりあえず今、自分で元気を出すために観たい動画。

Worlds 2004  EX 「Hafanana」

アンコールで女装プロのAsissayを用意しているため、それ用の衣装で滑るジェーニャ。数あるエキジビションナンバーの中で、私はこれが一番お気に入りだ。Hafanana(Afric Simone)という曲が好きなのもあるけれど。

競技者でありエンターテイナーであるジェーニャは、常に観客へとメッセージを送るスケーターだけど(そこが好き)、チャットのように軽やかに踊るこのEXは、特にいっぱい話しかけてる気がする。「まあいろいろあるけどさ、今だけは僕を見て笑ってよ!」みたいな。勝手にそう思ってる。

それにしてもジェーニャ、そのケッタイなフィニッシュは何だ?(笑)

みんなが固唾をのんでいる。

昨日から今日にかけて、いろいろな場所に上がっているけど、嬉しいからここにも貼ってしまえ。来シーズンのSP曲、ショパンをかけながらの、ジェーニャの最近の練習風景。

3A~3F

4T、3A

いつの映像か、正確には分からないみたいだね。(追記:投稿者のコメントによると、4月16日だった。結構前だ)3A、高いし軽やかだ。順調なんだろうか。そうだといいな。

時に、半月板って使い減りしないのか。そもそもジェーニャの半月板は、どのくらい残っているのか。
膝と体とにしっかり相談しながら、考えうるベストの状態で、悔いのない競技生活を全うしてほしい。3年もの空白があったにもかかわらず、ホントにたくさんの人が祈るような気持ちでいる。ジェーニャ、あなたは幸せ者だよ。

私の好きな、ある日記のこと。

このアホがジェーニャにはまって間もない頃。2001年から続く、ジェーニャファンの老舗な日記を知った。(たぶんとても優秀な)語学力を駆使して、海外のファンボードやニュースサイトから、ほぼ毎日ジェーニャ情報やら写真やらを紹介してくれるものだから(今は多くがリンク切れで残念)、とにかく中身が濃い。面白くてやめられなくなり、8年近くに渡る日記を、無謀にも休日1日で一気に読んでしまった。

以前からのファンの間では、たぶん知られた日記だよね。

2000~2001シーズンの輝きに惚れたという主様は、その時期を超えるジェーニャの演技を延々期待し続けるものの、その後は「一度も繰り返して観たくなるような演技がない」「アスリートとして守りに入った」「考えが甘い」と手厳しい。その一方で、ジェーニャの笑える小ネタも山ほど拾っているというのにね。ツンデレだ。

特定のスポーツ選手のファンを長く続けていれば、どうしても対象に甘くなってしまうものだけど、彼女はそれを決してよしとしない。トップまで上り詰めながらも、まだ眠っているジェーニャの真の才能の開花を、誰よりも強く願っている。これって実は自分にも厳しく、苦しい愛し方だと思う。果てしなく硬質で、純度が高い。読んでいて辛いけど胸に来る。

それでもジェーニャは勝ち続ける。ヤグディンが引退してから誰も彼を倒せない。なのに彼女の気持ちはジェーニャから離れていく。これって悲劇なのか喜劇なのか。

トリノの後、ジェーニャが引退を明言しないまま競技を休止すると、いっそう更新が減っていく様が切ない。そして今年。前の晩に若き日のジェーニャの夢を見た彼女が「まだどこか心の片隅で何かを期待してるってことだろうか」と書いたくだりを読み、不覚にも涙が出てしまった。ネットで個人の日記を読んで涙することは今まで一度もなかったし、たぶんこれからもそうそうないだろうな。

とうにピークを過ぎたジェーニャの挑戦から、彼女が昔のように心を動かされる瞬間が来るだろうか。ほんの一瞬でも、そんなことがあればいいなと願っている。
本当は直接伝えたかったんだけどすべがなく。何も分からないくせに、勝手なことを書いてしまってすみません。許してください。

ジェーニャのことを、私に惜しげもなく教えてくれた日記主様にどうか幸あれ。そしてジェーニャにも。

« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »

最近のトラックバック

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31