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2009年11月

ヘタレ紀行・番外編。

ジェーニャは少し前に風邪を引いたと言われていたのが、インフルエンザだったらしく、今週末のモスクワ大会はスキップの模様。しかし「新型かそうでないか分からない」んだそうですが、検査しないのか。ただでさえ免疫力が低下しがちなアスリートの中にあって、ジェーニャの免疫力弱さはピカイチのようなので、「もう少し何とかならんのか…」と思ってしまうのですが。とにかく、しっかり養生しておくれ! で、次の試合でいきなり、SPがシェエラザードになっていたりしないかなあ。……とか願望。
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ジェーニャにサインを貰おうと右往左往した後の、エアロスターのロビーにて、少ないながらも撮影した番外編。
・(左より)小塚君は想像通り、朝ご飯の食堂の前でも、日本人宿泊者と見て取ると、自分から会釈してくれたりした。本当に折り目正しい青年でした。

・シズニーは…めちゃかわいかったです。氷の上とそのまま同じ印象。

・ドレスアップした美姫ちゃんも素敵でした。表情がとても柔らかだったのが印象的。

・ジョニー君。成績は振るわなかったのにニコニコで、最初から最後までいちばん丁寧にファンサービスをしていたのが彼。ホントに気立てがいいんだなあ。だからこんなに人気があるのか。

・今回、一番素敵に写ってくれたのがモロゾフでした。うーん、想像以上のナイスガイ~

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モスクワ・ヘタレ紀行その8。

やっと完結。本当にすんません…ジェーニャの次の試合が来る前に、終わって良かった(ホッ)。 ************************************

つづき

EXが終わって、幸せな気分でホテルに帰るも、ただポーッと余韻に浸っている暇はない。 

先輩諸氏によると、ファンはみんな、8時からのクロージングバンケの前にロビーに現れる選手をつかまえるべく、出待ちをするのだ。もし、このツアーで終始単独行動をしていたら、「とろい」に超が付く私のことだから、全てに乗り遅れていたに違いない。みなさま、本当にありがとーございます! 人生ウン十年、有名人の出待ちやサインなんてものに一切興味がなかった私。でも、こうなったら欲が出てくるものよ!とばかりに大急ぎで部屋に戻り、ペンとプログラム、バナーを持って、ロビーへとって返す。しかし、すでにジェーニャさんのファンサが始まっているのを見ると、さっきの勢いはどこへやら、すっかり怖じ気づき右往左往する私。情けない…
ヤナと、でっかいボディガードのお兄さんを伴った彼の周りは、たくさんのファンや顔見知りのジャーナリストで常に人だかりができている。何とか取り付くも、緊張のあまりまともに撮れた写真が全然なくて、ピンぼけ&手ぶれのオンパレードだ(泣)。
それでもまずは他の人に便乗して、何とかプログラムにサインを貰うのに成功。ファンの一人から受け取ったマジックで、延々と他の人のプログラムにもサインし続け、「あの~ペン返してください…」と背後で(日本語で)つぶやかれるジェーニャが可笑しい。それにしてもこの人、話には聞いていたものの、オフアイスではあまりにオーラがなくて驚く。身長も確実に180㎝はないと思うし(あれはスケート靴込みであろう)体つきも予想以上に華奢。スウェット+変なベストの微妙なファッションのせいかもしれないけど、あまりに普通すぎて、まるでその辺を歩いている兄ちゃんだ。少なくとも私にはそう見えた。…いやもちろん、常人のレベルからしたら十分綺麗なんだけども。

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途中で上品な雰囲気の日本人の若夫婦が寄ってきて、1歳ぐらいの男の子を抱っこしてもらおうとした。すると男の子、いきなり号泣。弱り果てるジェーニャ(笑)。結局、大泣きのままパパが抱っこして、記念撮影してもらっていた。無理もない、まだ普通に人見知りしそうな年頃なのに、いきなり金髪碧眼のカッパみたいな兄ちゃんに抱っこされるのはハードルが高いよ。気にしなさんな。と、ロシア語が話せたら言ってあげたかった。(この写真の撮影者はUさん。ありがとうございます!)

次々と写真やサインをねだられていたジェーニャが、一瞬手持ちぶさたになった奇跡的瞬間に「ツーショット写真お願いする?」と思ったものの、シャッターを頼める人が近くにおらず、泣きそうな気分になる私。ああこういう時、知らない人にでもお願いできる度胸が、私にはないのじゃああ。「ええい、ツーショットなど柄じゃないわい!」とバナーにサイン貰う作戦に変更。ソファテーブルにバナーを広げる。

私「ジェーニャ、ええーと、おうたぐら…プリーズ」(蚊の鳴くような声) ジェーニャ「ヒア?」(書く場所を自分でさっさと決める) 私「ヒア、ヤーヤー」(蚊の鳴くような声) ジェーニャ「シュッシュッシュ!」(端を引っ張ってぴんと張っておいてよ、という意味らしい 笑) 私「はいはい」(しっかり日本語) ジェーニャ「OK」 私「すぱしーば」(棒読み) 次に九夜さんもロシア国旗を持ってきてサインをお願い。ジェーニャに「シュッシュッ」と命令されて(笑)またしてもその国旗の端を引っ張る私。……何だか、憧れの人にサインをもらうというよりは、男子と肩を並べて体育祭の応援旗でも作っているみたいだったよ。それも気が焦っているおかげで、一瞬で終了。「こんぐらちゅれーしょん」も、「びゅーてぃふるすけーてぃんぐ」も、何一つ伝えられず、握手もできなかった。これじゃただのサインクレクレおばさんだよ…と、後から大いに落ち込むことになる。その時は必死で気付かなかったけど。当然匂いも嗅げなかったよ。あんなに近くにいたのに…。  

その後、ロビーにたたずんでいたミーシン先生にもサインをお願いすることが出来た。でも相変わらず蚊の鳴く声で「Sir…ぷりーずぷりーずおうたぐら…」(笑) まるで鼻歌を歌うようにきゅっきゅとサインしてくれる先生。私「すぱしーば」(棒読み)。本当に上機嫌。それはそうだよね。この大会で、ジェーニャは確かに戦えることを、みんなに向かってはっきりと証明したんだから。それにしても…先生のサイン、ページいっぱいで教え子の5倍ぐらいの大きさがあるんですけど。想像以上に豪快な方なのね。

結局オフアイスはまるで運動会みたいで(笑)、自分の語学力ゼロも手伝って、お祝いすら言うことが出来なかった。がっかり。でも、今まではPCの画面で想像するしかなかったジェーニャの輝きを、実際にこの目で見られただけでも、胸一が杯だったのは確かだ。次はいつのことになるか全然分からないけど、きっとまた、君に会いに来たい。その時はもうこのヘタレをどうにかして、もう少しまともに、感激した気持ちを伝えたいよ。 ヤナと連れだって、バンケの会場に消えていくジェーニャの後ろ姿に向かって、もう一回「すぱしーば」と心の中でつぶやいていた。ロシアまで来て本当に良かった!

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モスクワ・ヘタレ紀行その7。

何てこった、何てこった。もうスケカナ終わった、GPS終わったなあ、時の経つのは速いなあ。わーい…(泣)こんなに時間がかかるつもりじゃなかったのに、変だなあ。でもやっとここまで来たよ。記憶が遠くなっていくのが淋しいけれども。
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●4日目(10月25日)
前日飲み過たわけではないんだけど、目覚めると、数日前からの生理痛が突然重い。緊張が緩んだのかなあ。この日もお昼までAさん、九夜さんと一緒に街へ出かけようと約束していたのだが、これでは迷惑をかけそうなので遠慮することに。うう~残念。グム百貨店にも行ってみたかったんだけど。
というわけで、集合時間まで自室で二度寝したり、メールをまとめて読んで過ごす。薬が効いて元気が出たので、お昼と夜の買い出しをしようと(もう一人でレストランに行く気ゼロ…笑)最初の晩に行ったスーパーにもう一度行ってみることに。
ホテルの敷地を出たら、向こうから歩いてきたおじさんが、いきなり早口のロシア語で話しかけてきた。道を聞いているらしいので、思わず日本語で「ごめんなさい!」と手を合わせたら、ああ失敬、という感じで手を振って行ってしまった。おじさん、何でホテルから出てきた人間に道を聞くよ。しかもこっちはどう見ても、へなちょこツーリストだと思うんだけど…。

午後3時、エキシビションが開催されるリンクへテクテクも3回目。もう慣れたもん、自分んちみたいなもん!でも、今日で最後なんだ…たった3日間なのに何だか淋しい気持ちだ。まずは表彰式。それにしても、ジェーニャのこんなに見事な勝利が観られるなんて、正直全然予想していなかった、ごめんよ。本当にモスクワまで来た甲斐があったな…と、彼の「ナマ」仁王立ちと、ほっとしたような満足なような、横顔を見つめていた。それにしても、いちばん高い所で、落ち着き払いすぎだよ、あなたは。本当にずっとずっと何年も、そこが定位置だったんだなあ。私のような凡人には想像もできない世界だ。ジェーニャおめでとう。そして美姫ちゃんもおめでとう! 

・エキシのオープニングが開会式と全く一緒だったのが、いかにもロシアンクオリティ(?) 私としては、Sex Bombの少年の腰振りがもう一度観られて、大いに喜んだのですが。

・真央ちゃん、遠目では少し元気を取り戻したよう。カプリースは2回目だけど、やっぱり美しい、素敵。試合でもあんなふうに情熱的に滑ることができるといいな。彼女はもう一回、全日本で観ることができそうだけど、何とか立て直して欲しい。きっと大丈夫と、根拠もなく思ってるけども。

・小塚君、かっこよく踊れるようになったよなあ~ジャケットの脱ぎ着も上達したよなあ。でも、どうしてもどうしても、本人の気恥ずかしさが伝わってくるのはいかんともしがたい…まだ「ラストダンス~」の方が安心して観てられたような。神様、彼がブレイクスルーするためにはどうしたらいいのでしょう。いきなりジェーニャみたいに腰を振りだしても嫌だが(笑)。

・川口&スミルノフペアの美しく青きドナウ、今年の世界選手権で大好きになったプログラム。生で観られて、本当に嬉しかった! ジェーニャの演技の次に感激。次々と繰り出されるアクロバチックな技も凄いけど、何より、これを舞う時のふたりの表情が可愛すぎる。

・レオノアちゃん、小道具を使ったお芝居も弾けるようで、自分自身が楽しくて仕方ないのが伝わってくる。これからが本当に楽しみ。でもなぜあのエンディング転ける? 転けてから遠目にもショボーンとしているように見えたのが笑えた。

そしてジェーニャ。前夜から九夜さんと「何を滑るのか楽しみだね~」と言い合っていたが、「存在しない街」のイントロが始まって、ロシアの観客がいち早く反応したような気がした。春先のショーでも、サンクトの曲を流しながらジャンプを跳んでいる動画がYou Tubeに上がっていたっけ。思い入れがあるんだなあ。とりあえず、「ハラキリ」の振りがナマで観られて感激(笑)。しかし、スローテンポで情感たっぷりに、客席に愛を振りまきつつ4T、3A、3A、3Aって…。ジャンプの内容があまりに凄まじくてぶっ飛ぶ。やっぱり、ジェーニャにとってはEXが本番だってのは、伝説じゃないんだ、本当だったのね!(笑) 

エンディングでもひとり4Tを跳ぶに至っては、周囲のツアーメンバーも、半ばあきれ顔。私も幸せを通り越して、膝が大丈夫なのか不安な気持ちに苛まれたぐらいだ。ただしその不安も、九夜さんの「跳べるとなれば当然プルは跳ぶよ」という言葉が一蹴してくれたけど。そう、当の本人じゃなく、観ている方が恐れていても仕方ないよな。…とにかく最後の最後まで、ジェーニャは派手にブチ上げてくれたのだった。フィナーレの挨拶で、真央ちゃんと手を繋いでいたのを観て、何となく嬉しかった私は日本人。「ロシア杯はまさに、プルシェンコに始まり、プルシェンコに終わったねえ…」という、ツアー唯一の男性の言葉が、心に残った夜だった。

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買うよ、買うったら。

息抜きばっかり(笑)。「ロシアのニッセン」オリフレームの広告が、またファンボードにUPされていた。

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この世知辛いご時世に、毎日毎日、気分を明るくしてくれてありがとう(笑)。この広告、デザイン的にジェーニャがいる必要性は全くないんだけど、ファン的には、タイトルのような気持ちになるしかないよなあ。オリフレームの化粧品、日本で売ってくれれば買うよ。私は基礎化粧品しか必要ないんだけど。 スケートはお金がかかるのに、競技に戻った今年はなかなかショーも出来ない。だからがんばって稼がなければね。でも本人も、結構ノリノリに見えるから……これでいいのか(笑)。

氷の精、27歳児。

もっかい小休止。

オリフレームのフレグランスのCM。某巨大掲示板にありました。貼ってくれた人ありがとう!  綺麗だけどなぜか笑いがこみ上げる。だいたいにおいて笑われる運命なんだよ、君は。こういう摩訶不思議なイメージが似合うって、本当に変わった人だ。日本人だけでなく向こうの人にとっても、何となく人間離れした存在なのかな(笑)

モスクワ・ヘタレ紀行その6。

やっとここまで来たよ。読む方はきっと、いい加減嫌になってるに違いないよ。とほほ。
寸止め御免あそばせ~母ぴ様(笑)。

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男子FS第2グループの演技が進むけど、何となく身が入っていない私。観戦慣れした方々は、こういう時も、他のスケーターの演技にもちゃんと集中できてるんだろうか。

・シュルタイス。SPがノーマルで驚いたけど、こっちでは「不思議ちゃん」なプロで満足シタ(何が?笑)。パックマンの音源とか、どこからそんな発想が出るの。
・ボロドゥリン。3A?をミスったけど、無難な出来。でもやっぱり私はSPの方が好きだなあ~。
・ウェアー。今日もロシアンギャルの親衛隊がっ!でも演技では3A成功せず。不調だ~。
・小塚くん。クワドに挑戦も転倒、惜しい~。去年からずっとこの光景見てるけど、いつか降りられるのだろうか。ジャンプだけ、ミーシン先生のワンポイントコーチ受けるなんて無理か。その他の3回転は綺麗に決めて、演技全体のスピードも素晴らしかった。でもなあ。SPもFPも、両方ともギターってどうよ。全体の印象が凄く地味だ(それはキャラか)。

そしてジェーニャ! 今までの誰よりも大きな歓声が上がる。昨日よりも時間は短い気がしたが、それでもゆっくり、振りを確かめるような動作をしながら位置へ。普段は滅多に祈らない神様に祈る自分。
一気に加速して最初の4-3。うわわっ昨日より回転が速いよ!次の単独の4回転は3Aに変えたけど、コンビネーション、3Loと、たたみかけるようにジャンプが決まり、会場の温度がPhoto_2一気に上がった気がした。ジャンプを跳びに行く時の気迫が凄い。でも静止して腰はしっかり振るのね(笑)。ペルミの時よりずっと全体の振りが複雑になっていて、一瞬だけ怪鳥パタパタや、エアタンゴも復活したのが嬉しい。でもまさか、サーキュラステップは2日前にやっと完成したものだったなんて、その時は知らなかったけど。全くやってくれるよね。

後ろ姿にもかかわらず、サーキュラステップの途中でジェーニャが指をねっとりと舐めたのがはっきり分かり、「面白すぎるよこの人…」と、興奮と共に笑いが止まらなくなる。そして、最後の2Aを決めて、「ナンバーワン」とばかりに指を突き立てた時、会場のボルテージは最高潮に達し、私は堪えきれずに大爆笑。だって、ジェーニャの視線の先には、「FOREVER」と書かれたヤグディンのバナーがあったから(なぜあれがあそこに出ていたのかは謎…)。ジェーニャはあたかも、アレに向かって指を突き出したように見えたのだ。そして、あの脱力フィニッシュにも「何してんの? うわ、わざわざジャッジにガン飛ばしに行った?」とまた大笑い。何だって、フィギュアを観てこんなに笑ってるんだ私。でも、フィギュアを観てこんなに幸せな気分になるなんて、今までの人生では想像もつかなかった。それはたぶん、この日のジェーニャが並の役者じゃなかったからだ。会場中が半ば大喜び、半ば呆れ果てて、コンペという名のショーに引きずり込まれてしまった。だって、丸々3年競技を休んでいたスケーターに、あんな凄いパフォーマンスを見せつけられるなんて、悪いけど本人意外誰も信じていなかっただろうから。ああ、あんたは本当に凄かった。もうこれ以上言いようがないよ、ジェーニャ。 後から知るところでは、リンクサイドの小塚君もほとんどファンの面持ちで、大喜びで拍手していたという…勝負師としてはどうかと思うが、いい子だなあ。辛口Uさんも脱帽。「これならPチャンといい勝負になりそう」と言われた。相変わらずキツイなあ(笑)。でも嬉しい。たぶん今日の演技には、観る人全ての心を動かす力があったと思う。今のフィギュアに4回転が必要かどうかなんて、まるでこのスポーツの進化を拒絶したような論争を、一気にどこかへぶっ飛ばしてしまった。
ジェーニャの優勝が決まった後、まだ夜は長いのに、例によって放心状態に(笑)。

ペアFS  

・パン&トン。ラ・マンチャ好きな私、「見果てぬ夢」も大好きなので大喜び。とっても感動的なプログラムで、貫禄の優勝だ。川口&スミルノフ。ジャンプのミスが残念だったけど、「美しき青きドナウ」大好き。観られて満足。

フリーダンス  

・優勝したデウィビス&ホワイト「オペラ座の怪人」は端正だったけど、それよりも、2位のカッペリーニ&ラノッテの「レクイエム・フォー・ドリーム」の方が私には印象的。好きな曲だし、アクが強い振り付けだし。カッペリーニの真っ黒アイラインメイクが凄かった。

女子FS 

・真央ちゃんが2グループの第一滑走なんてちょっと考えられない感じ。練習からうまくいかず、案の定3Aが2回とも決まらない。さらにコンビネーションも回転不足と、プログラムが進むにつれて、周囲のの日本人の空気がどんどん重苦しくなる。でも、ステップや表現は今まで観た「鐘」の中でいちばんだと思った。Uさんは「何かを変えなくちゃ、真央は潰れる」と言い続けていたが、何を変えたらいいのか。これで彼女は、オリンピックの出場権を全日本選手権で勝ち取らねばならないだろう。それまでじっくり立て直して欲しい!

・エスカレーターで一緒になったレオノアも、ジャンプが全然決まらなかったけど、「シカゴ」のプログラムの小粋で元気な感じがぴったりで、弾けるような演技がキュート。美姫ちゃんが逆転優勝。彼女としては内容的に決して良くなかったけど、他のスケーターもミスが多く、クリーンな演技がなかった。「クレオパトラ」は、美姫ちゃんにとても似合っている。前のような「ぶん回し感」がなくなって、表現がすごく美しくなったと思った。

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最後は真央ちゃんの台落ちでどんよりしてしまったものの、気を取り直してホテルに戻り、例によってAさんの部屋で、ワインを片手に喜びを分かち合うプルファン3人。そこへ、ロシアナショナルチームのジャケットに身を包んだ3人娘、茸の女王さん(ブログでお馴染み)、yoshimatuさん(twitterで知り合う)、ともうお一方(ごめんなさい、お名前うかがいそびれた)が、「マーラージェッツ!マーラージェッツ!」のコールとともに乱入(笑)! ホテルに着いた夜から連絡を取り合っていたのだが、このおめでたい夜にやっと合うことが出来たのだ。短いけども幸せな、プルファン6人の祝勝会が深夜まで。お隣の部屋の人には、ちょっと申し訳なかったみたいだけれど(笑)。

アホの子はアホだった。

小休止。先週、話題になっていた練習動画。すっかり乗り遅れちゃったけど、置いておこ。

3 Axel-4 Toeloop Plushenko

3A-4Tだって(呆)。回転不足だけど、4Tいちおう片足で降りてるん。何じゃこの人(笑)。 試合でやらないコンビネーションを跳んで感覚を掴むこともあるって聞くけど、これは一体何の練習なんだ。これをやろうっていう発想がもうね。何というか、痛快すぎて。脚のことを心配するのもヤメヤメ。思う存分、ジェーニャさんの好きにして下さいっていう気分になったよ。

モスクワ・ヘタレ紀行その5。

うおおお…更新できないよお!…ってもうスケアメじゃん。GPFも目と鼻の先。何だか一部を除いて混戦気味。ファイナル決めたのは今のところ、織田君、ミキちゃん、ライサでOK?ああ、ユナもアメリカで決めそうだ。シーズン進むの、速いなあ。

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つづき

ホテルに戻ると、九夜さんと同ツアーで、プルシェンコファンのAさんのお部屋に招待された。添乗員をされているだけあって、本当に旅慣れたAさん。日本から、ワインやカップ麺、漬け物までトランクに詰め込んで持参し、疲れ切って遅く戻っても、食いっぱぐれることなく自給自足生活ができる。さらに小型のノートを持ち込んで、情報もばっちり。
結局、アエロスターに滞在中、一度も外に晩ご飯を食べに行かず、毎晩Aさんの部屋に寄生して、ご馳走になりにけり。一人でホテルのバー、なんて考えるだけで目眩がしそうだった自分。九夜さんとAさんに出会えなければ、モスクワで3晩生き抜けたか怪しいもんだ。
この場で改めておふたりに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました!

●3日目(10月24日)
午前中は、街に買い物に出るAさんと九夜さんのお誘いをありがたく受けて、金魚のフンを決め込む。昨日のスリルに比べたら、この「大船に乗った感」は何なんだ~(笑) 今度は4駅先のチアトラーリナヤ駅で下車。今日も昼過ぎの集合なので、あまり時間はない。マネージ広場の賑やかな出店や、赤の広場へ続く門を横目にを通り過ぎて、トヴェルスカヤ通りへ。

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通り沿いの「ボスコ・スポーツ」でチェブラーシカの白いぬいぐるみと、ピンバッチをゲット。ナショナルチームのスウェットやフリースはめちゃ格好良かったけど、価格は日本の高級スポーツブランドものと変わらず。さらに「ロシアナショナルチームの服なんて一体いつ着るんだろう…」という理性も邪魔をして、購入を諦める。でも、今思えば買っておいてもよかったかなあ。ちょっと後悔。

次は外資系の高級スーパーで、おみやげ物の買い出し。歴史が感じられるとても重厚な建物で、中の装飾も壮麗の一言。一体、元は何だったんだろうか。残念、なんにも分からない。あまりに美しいので、こそっと写真を撮る(一番下)。もう一カットと思った時に、クルーカットの若いガードマンが飛んできて制止した。うん、やっぱりそうだよね、失礼しました。とカメラをしまう。ホテルそばの食料品店も、ボスコもそうだったけど、高い品を扱うお店では無線機を持ち、髪を短く刈り込んだ眼光鋭いガードマンがお客を見張っている。あまりいい気はしない、慣れたけど。急速に発展したモスクワでは、物騒なことが多いのだろう。 外国人に対しする警戒心が強い。スーパーで不思議なインスタント食品やら、面白い包装のチョコレートやらを物色するうちに、あっという間に時間切れ。ゆっくり食事をする余裕がなくなり、一度ホテルに戻ることにする。 ホテルのレストランに行こうとしたものの、結局プルシェンコファンは3人とも、食欲があまりないことに気付く。FPを前に「緊張しているのかなあ…」と顔を見合わせ、また部屋で買い置きの食料をつまむ。ファンの思いは一緒なんだ。

午後2時に集合してリンクへ。今日こそカメラは渡さん!とばかりに、全員ぬかりなくバッグの底へとしまい込んで、セキュリティチェックをパス。本当に適当だ(笑)。
今日も男子フリー、ペア、ダンス、女子フリーで約7時間。昨日、第一滑走のジェーニャは、今日は最終滑走。なかなか観られないことなんだよね、これって。
この日も結局、スケーターの滑りを観るのに精一杯で、写真撮影なんてほとんどできなかった。そもそも、10倍ズームの手持ちコンパクトカメラで撮れる写真なんて、全然大したことないけど。
第2グループの6分間練習が始まると、また鼓動が大きくなっていく。ジェーニャは相変わらず集中した表情だけど、昨日よりは緊張はほぐれているだろうか。

ジョニーとすれ違う(笑) 
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何を想う?

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モスクワ・ヘタレ紀行その4。

添乗員のSさんによると、会場はペットボトル持ち込み禁止。まあ、それはサッカーでも一緒だから驚かないけど、さらに食事も持ち込み禁止。じゃあ何か売っているかと思えば、恐ろしくしょぼいスナック(冷たい菓子パンと飲み物しかなかった!)か、高い本格レストランのみという。うへ。再入場できるかは、そのイベントの運営次第なので、行ってみなければ分からない。しかし行ってすぐに、一旦外に出られたとしても意味がないことが分かった。だって周辺はなーんにもなかったから! この状況で、アイスダンスのコンパルソリーから、男女&ペアSP、オリジナルダンスまで。午後1時30分~10時の長丁場。うーん、こんなものか。もう「フィギュアを観に来たんだから贅沢言わない」と、覚悟を決めるしかない。

ゲートは警官が大勢いて物々しく、手荷物のX線検査まである。「建前上」カメラの持ち込み禁止と聞かされていなかったために、メンバーの一人が運悪くひっかかり、何と私を含めた前後の数人がカメラをクロークに預けねばならない状況に(涙)。でも一旦中に入れば、フラッシュ自粛は放送されていたらしいものの、観客は写真撮り放題。つまり運次第なのね~いいかげんな!というわけで初日の写真は、携帯で撮った2カットだけ。

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  コンパルソリーダンスの後はオープニングセレモニー。ロシアの名スケーターのプログラムの抜粋を、子ども達が順々に披露していくんだけど、ジェーニャの時だけExナンバーで、しかもSex Bomb(爆笑)。ノービスみたいな小さな男の子が、ねっとり腰振りするのに大笑いしてしまう。その後、王朝時代の扮装をした女性達と、民族衣装の子ども達がが登場して(上の写真)華やかな雰囲気。

…そして唐突に本番がやってくる。男子SP第一グループの一番滑走。胸が痛くなるほど張りつめた表情で、通路を何度も往復し続けるジェーニャの姿が見えた。3列目の席で間近に見ていた九夜さんも、後から「プルさん、ものすごく険しい顔で集中を高めていた、あれが見られて良かった~」と、感銘を受けていた。ところで6分間練習の間もドキドキが止まらない。最初は氷の感触を確かめるように滑り出したけど、すぐにスピードを上げて、クワドも3Aも、まるでついでみたいに跳んでしまった。初めて生で観たジェーニャのジャンプ、その速さと美しさに圧倒される。すごいよ!観客席から拍手が起きる。ああ、ここには彼を待ちわびていた人がたくさん来ているんだ。

本番。静止までずいぶん時間をかける。4-3も、3Aも練習通り。サンクトの動画そっくりだ、すごすぎる! そしてルッツ…あれ。ダブるの見たことあったっけ?客席が少しざわり。そしてステップ。キレはないけど…スピードよりも要素をこなすことだけを考えて、慎重に慎重に刻んでいるようだ。そしてスピン、あああ止まりそうだガンバレ~。でも、会場の盛り上がりの中でフィニッシュ! ちょっと控えめに、でも満足気に喜ぶ姿に、「すごいよすごいよ…よくやったよ…」と茫然とつぶやく自分。

日本人選手を応援する、同じツアーのUさんはお隣で「点、出過ぎじゃない?」「滑りはPチャンの方が…」となかなか辛口(笑)。でもいいんだ! まだシーズンは始まったばかりだよ。3年ぶりの国際試合で、堂々たる滑りをしてくれて、それをこの目で観られた。まさに王者の帰還。…翌日はもっと凄いものを目撃することになるんだが。

スケジュールの最初に本番が来てしまい、エネルギーを使いすぎて茫然自失。今日の競技はまだまだ始まったばかりだっていうのに。スケーターのみなさん、ごめんなさい!

男子SP

ボロドゥリンのカリンカは愛らしくて大好きに。ご当地だから、すごく盛り上がった。 ジョニー・ウェアーには、ロシアンギャルの親衛隊が登場。目の前の席で、J・O・N・N・Yのモール付きのプラカードをかざして、まるでジャニーズだ。あなた達のためにジョニーが見えなくてよ!演技内容は今ひとつ。 小塚君、美しい演技だったのに、あんなにPCSが伸びないのはなぜ?正直、ジェーニャより上かと思った。

ペアSP

パン&トンは今回、頭一つ抜けている気がした。あのツイストの高さってありなのかしらん。川口&スミルノフの白鳥はエレガントで大好き。コンビネーションスピンのシンクロで、会場から拍手。私も大拍手。

女子SP

ミキちゃん、コンボを失敗してイマイチらしくない出来だったけど、一位のセベスティンとの差があまりないので心配しなかった。問題は真央ちゃん…どうした?3Aが全然自信を持って跳べていない感じ。キスクラでは今にも泣きそうで、こちらも辛くなる。PCSは出たけど…大ファンのUさん、えらく動揺。「今までこんな浅田真央を観たことがない」とまで言う。

アイスダンスOD

正直、全然観ていなかったんですが…すごく久し振りにじっくり観てみて、新ルールになって、ずいぶん以前のアイスダンスとはイメージが違うと思った。やたらとアクロバチックなリフトが入る。力業に高得点がつくゆえに、渋いベテラン選手が競技会の上位に行くことが難しくなった、とお隣のUさん。「今のアイスダンスは美しくないよ~」と嘆く。うーん。そういう一面もあるかなあ。

アイスダンスも終わると余裕で時計は午後10時。すっかり夜も更けた道を、またテクテクとホテルまで徒歩で戻る。ジェーニャの滑りの余韻から、頭はボーッとしたままだ。

モスクワ・ヘタレ紀行その3。

だあああ、モタモタしている間にNHK杯が…しかも、あらかた終わっちまった。時が過ぎゆくのは、本当に速いもんだ…。とか言っている場合かね、みなさま本当に申し訳ございません! ところでヤナの懐妊報道は誤報、フライングだったようだ。ちょっと残念。まあ気長に吉報を待つか。

~つづき
ちなみに降りた駅はトゥベルスカヤ。もう一駅乗ればショップ街に出られたんだけど、なぜか駅を3つ数えるのでいっぱいいっぱいの私(笑) 地上に出るとプーシキン広場。モスクワの広い車道には地上の横断歩道がほとんどなく、地下道か歩道橋を渡らなければならないので、街歩きも楽じゃない。広場の奥の映画館前までは行ったものの、降り続く雨に敢えなく戦意喪失。向こうに立ってる警察官の視線も何だか気になるしさ(ヘタレ)。

午後の集合時間もあるので迷うわけにも行かず、地下商店街を2往復して早々に退散することにする。ディナモ駅でなぜか「回数券」を買っていた気になっていて、使用済みの22ルーブル券(前回の20ルーブルはマチガイでした!)を改札機にタッチし、いきなり警告音を鳴らす呆けた私。改札を監視しているおばあちゃん(各改札にひとりいるのです~)に「アンタ! その切符はもう使えないよ!」みたいなこと(たぶん)を叫ばれ、一瞬混乱。ばあちゃんゴメンよ!ただ間違えただけなんだよ~。

何とか無事ディナモ駅に帰り着き、隣接したフットボールスタジアムの写真を何枚か撮る。旧ソ連リーグを何度も制した名門「FCディナモ・モスクワ」のホームスタジアムだけど、まあえらく年期が入ってること!後で調べたら1928年完成か、無理もない。マイケル・ジャクソンがヒストリー・ワールド・ツアーをやった会場でもあるそうだ。モンスターみたいにそそり立つ照明灯がなかなかの迫力。ああ、ここで試合が観てみたいなあ。今回は無理だけど。

ちなみにスタジアムの並び、アエロスターホテルのお迎えには、18世紀に、ペテルブルグからモスクワへ入る前に皇帝の家族達が休息をとるためだけに建てられた、美しい「ペトロフスキー宮殿」が建っている。写真撮らなかったけど。それにしても、こんなものがその辺にゴロゴロあるんだよなあ、ここは。

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そんなことをしている間に結局昼を食いそびれ、またしても部屋でパンをかじることに。その時はまだ予想できずにいたが、結局、今回のモスクワでは、この質素なお食事形態が標準仕様となるのだ。まともにご飯を食べる機会が、最後まで取れないことに。とどのつまり、ジェーニャの演技のことで頭がいっぱいで、興奮と不安が入り交じった緊張状態が続き、3日間ほとんど空腹を感じなかったってこと。ゆえに言葉が不自由なレストランで食事するのがすっかり面倒くさくなったのだった。うーん、もしかしたら私、ジェーニャでダイエットができるかもしれん(笑)

13時にロビー集合で、いよいよ出発。わくわくしすぎて地に足が着かない。メガスポーツアリーナまでは、徒歩で10分ほどだ。さすがはオフィシャルホテル、便利。アリーナに向かう敷地内の沿道には、ロシア歴代のアイスホッケー名選手達のポートレートがずらりと並んでいた。そうだ、ここはアイスホッケーの強豪国でもあるんだっけと、突然思い出す。

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ナビスコ杯、ふたつめゲット。

夕べはすっかり疲れてダウンしてしまい、一夜明けて。まだ、静かな喜びがこみあげてくる。
FC東京の選手のみんな、監督、スタッフのみなさん、昨日は本当に素晴らしい決勝戦を見せてもらいました。優勝おめでとう! ヨネ、愛してるよ~。
ひとりは引退、ひとりは新天地を求めて東京を去る、ふたりのベテランのレプリカユニホーム「7」と「8」を連れ合いと着こんで応援。この優勝は、本当にふたりのお陰だ。Cimg0660優勝報告会では、城福監督のベテランにまつわるスピーチに、思わずもらい泣きをしてしまう。サリ、フジ。愛してるよ。あなた達がいなければ、東京は決して、こんなに素敵なチームになれなかった。

今日は決戦。

未だモスクワを引きずりつつ、今日11月3日は、ナビスコ杯の決勝戦。そしてジェーニャの27回目の誕生日。だからきっと、FC東京が勝つよ。もちろん、根拠はない(笑) 
今日の国立競技場は相当冷えそうだから、完全防備で出かけなければ。5年ぶりにもう一度、あのカップを掲げよう!

追記 何とヤナご懐妊との情報が。わーすばらしい!よし今日は勝ったぞ!

モスクワ・ヘタレ紀行その2。

まずはジェーニャ、27歳のお誕生日おめでとう!この1年が実り多きものになりますように!

●2日目(10月23日)
多少は時差ぼけもあるのか。それとも興奮と緊張のあまりなのか。ベッドに入ったものの4時間ぐらいで目がピッカリ覚めてしまい、仕方がないので午前5時ごろからゴソゴソ。前の晩、iPhoneでWi-Fiに接続するために、1時間350ルーブル(1000円ちょっと。高!!)で購入したパスワードが、明け方にはもうログインできなくなった。おいおい。私絶対、1時間も繋げてないぞ!頭に来たが仕方がない。後でフロントで、24時間分を買い足すことにする。3日間有効で1000ルーブル。高高!!! 四つ星ホテルってば、LANぐらいサービスで使わせてほしいなあ。

明け方に九夜さんからメール。彼女も興奮のためかほとんど眠れなかったとのこと。「では一緒に朝食しましょ」と、レストランへ向かう前に初対面。モスクワ遠征に向けて、それまでメールやらツイッターやらでいろいろお話していたので、初めて会った気が全然しないのが何だか可笑しかった。朝食はビュッフェ形式で、4日間全くメニューは変わらず。当然だけど、毎朝いろんな選手を見かけることになる。ロシアの若手の面々、小塚君、川口悠子さん、中国ペア、その他諸々。ジェーニャは、バンケの日以外は見かけなかった。このホテルには宿泊していないんだろう。ここはモスクワだし、ヤナの実家?あたりから通っているのかもしれない、と勝手に予想。

午前中、ツアーで市内観光に出かけるという九夜さんと別れたら、午後1時の集合まですっかり手持ち無沙汰。外は相変わらずの雨空。オプショナルツアーを手配するどころか、モスクワの街を事前に下調べもすることも全然出来なかったために、マジで何の予定もない。

たまたまロビーで、添乗員のSさんがホテルの近所の様子見に出かけるというのに出くわしたので、ドルを追加でルーブルに両替したかった私は、両替所を求めて金魚のフンを決め込むことにした。だってアエロスターホテルってば、フロントでは両替をしてくれないのだ。両替したい人は、ロビーの隅にある自動両替機を使えっていうんだけど、表示はキリル文字で、ちっともやり方なんか分からない。しかもSさん曰く「お札が吸い込まれてそれっきりっていうこともあるらしいので、あまりお勧めしません」だって…何だそりゃ~ひでえ(笑)

両替所はホテルから歩いて10分ほどの道路沿いのところにあり、道路の反対側には、ホテル最寄りのジナモ駅が見えている。 Sさんに、「emizhenyaさんはこのままおでかけになりますか?」と聞かれ、思わず「はい」と答えちゃった私。ガイドブックも地図も持って来なかったけど「暇だし3駅ぐらいなら」と思って、何となく地下鉄に乗ってみることにする。
でもこれが予想以上に緊張の連続!何せ駅にも切符売り場にも、英語表記なんぞ一切なく、切符の値段すら知る術がない。実はどこまで行っても一回の乗車が20ルーブルというシンプルな料金体系だから、下調べさえしておけば何の問題もなかったんだけどね。 しかも切符売り場は販売機なぞではなく、売り子さんはどう見ても絶対英語など使いそうにない屈強なおばちゃん。何とか指を1本差し出して、適当に100ルーブル紙幣を出し、よく分からんまま一枚切符を売って貰い、見よう見まねで自動改札を通り、奈落の底のような長い長いエレベーターで、ホームまで下りる。さすが核シェルターを兼ねていると言うだけあって、ホームが深いこと。まるで地の底だ。

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当然、ホームの「●●方面」という表示も、すべてキリル文字だからとにかく読めない。とりあえず「ジナモ」の表記だけは必死に頭にたたき込み、半分日本語の路線図と必死に見比べて、中心街方面らしきホームから電車に乗り、真剣に駅を3つ数えて(だって、それしか方法がないんだから笑)降りてみる。駅地下は長い長い商店街。雑貨やスナックと一緒に、セクシーな下着屋さんが並んでいるのが面白い。その前には、でっかい雨宿り犬が悠然とお昼寝。でも、通行人達はだれも気にする様子もなく通り過ぎていく。毛艶も肉付きもよく、みんなからおこぼれを貰って不自由なく暮らしているんだろうか。こんなふうにモスクワには、シェパードぐらいの大型の野犬があちこちにいて、普通に街に融け込んでいる。そのおおらかさは好きだ、と思う。 

~なかなか本題にたどりつかない、でも時間切れ~続く

コメント本当に、ありがとうございました。

離日前夜から帰国後まで、各エントリーに、たくさんのコメントをいただきました。とっても嬉しかったです。にもかかわらず、今日までお返事ができず申し訳ありません。
ここでまとめて、しかも順不同でお返事する無礼を、何とぞ何とぞお許し下さいませ。
みなさま、本当にありがとうございました!

>ぶーりん様

初めまして!コメントありがとうございます。今回とみにレスが遅くなってしまって、本当に申し訳ありませんでした。う~確かにバナーが映っていたみたいですね…大した面じゃないので、割れるのは気にしていませんが、いろんな意味で非常にお恥ずかしい次第。でも、これが少しでもジェーニャの国際大会復帰の力になれたとしたら屁でもございません(笑)! これを機会に、またぜひ遊びに来てくださいね!

 

>りさ様

初めまして!コメントありがとうございます。りささんのおっしゃる通りです、エキシビションのジャンプは、本当に凄かったですよ! もちろん技術はすごいんですけど、まるで初めて競技会のEXに出た子どもみたいに、跳ぶのが嬉しくてたまらないっていう感じでしたね。ファンとしては大喜びしつつも心配してしまいましたが…たぶん要らん心配なんでしょうね、これは。どんどん跳んでおくれ!と今は思っています。

 

>ノラ様

ようこそいらっしゃいませ!さっそくコメントありがとうございます! ジェーニャが本当に素晴らしかったお陰で、お互いにとっても幸せな観戦ツアーでしたね、ああよかった~。もうさすがに、現実に引き戻されているころかと。これもお互い様(笑) さーて、このタンゴがどこまでいくのか、私たちはしっかり見届けなければ。ぜひぜひ本当に、また近々、どこかのリンクでお会いしたいですね!

 

>eco様

わーいecoさんだ、とモスクワの地で大喜びしていました。ようこそいらっしゃいませ、いつもお世話になっております! 映像チェックわざわざお知らせ頂きまして、本当にありがとうございます! でも…ある意味で、ecoさんにお見せするのは恥ずかしいものでした。とほほです…。

 

>九夜様

彼の地では本当にお世話になりました!もう感謝してもしきれないぐらい!お陰様で本当に楽しかったです。ありがとうございました! ところでユーロがダメなら、今シーズンは本当に終戦?オリンピックのセンはないんですかしらん…とにかくまた、連絡させていただきます!

 

>ぷるぷる様

失礼ながら、ぷるぷるさんって何だかすごく可愛らしい人だなあと思ってしまいました。でもでも、旦那様に笑われたぐらいでめげてはいけませんぞ! もっともっと「プルシェンコ」と連呼して、洗脳してしまうのだ! だって、一番身近な人に大好きなものの話ができないなんて、淋しいじゃないですか~。まあ、うちもまともに取り合ってくれませんが、それでも臆せず気にせず話してます(笑)

 

>amippi

何とか帰ってきましたよ!ジェーニャすばらしかったですね。向こうのホテルのネット環境は、フランス以上に今ひとつだったんですが、情報を下さったお陰でいろいろ助かりました! また何かあったら、ぜひ教えてください! もちジェーニャの映像とかも。

 

>母ぴ様

白チェブ、ボスコで買ってから母ぴさんのことを思い出してしまいました。もうひとり、買って連れてくれば良かったかなあ…っていうか、チェブ自体もっともっと買ってくればよかった!いろんなかわいいの、変なの(笑)がいて、本当に楽しかったです。ああ失敗。

 

>益木様

ナオ、思ったより怪我が軽くて本当に良かった!またここからトップフォームに持って行くのは本当に過酷だとは思うけど、何とかワールドカップに間に合って欲しい!ジェーニャもナオも、不屈の精神の持ち主だから本当に尊敬するし、大好きです。ところで、ジェーニャの香りを嗅げなかったのが今でも心残りで…(笑)

 

>あずさや様

もうもう、タンゴ。今までと見違えるほどエロかったので(後でまた書きますけど)笑いが止まらなくなりました!しかもステップ仕上げたのが2日前だなんて。ジェーニャって人は面白すぎです。尊敬の眼差しで見つめていた小塚君、可愛かったですが、まさかあのクネクネに感じ入ったんじゃないでしょうね???

 

>じべーる様

本物の宇宙皇帝の威厳と迫力を、まざまざと魅せて貰いました。裏の9列目からあれを目撃した私ですら、ガッツーンという感じだったんですから、ジャッジが悪酔いしてしまっても無理ないです。あのラストって「しようがねえなあ」って苦笑いな感じだったんでしょうか。OPではもっと味方についてくれるといいなあ~

 

>ぐりしぇんこ様

無理して行って良かったです。本当に。皇帝演技のジェーニャも鑑賞できたし、生ジェーニャも間近で見られたし。でも…ぐりしぇんこさんみたいにコミュニケーションできず。とっても情けない遭遇体験になってしまいました…ヘタレな自分を恨みます。遅くなってしまったけど、体調はどうですか? どうぞご自愛下さい!

 

>夜型様

TVチェックありがとうござんす!てか恥ずかしい。あのあたり、日の丸が固まってる場所だったんで、抜かれやすかったんだよなあ~予想はついていたんだけど、どうしようもない(苦笑)。でも、そんなのは小さな事だ!と今回は割り切ることにした。好きな選手に気を送ることが第一だ! てなわけで、プルシェンコ劇場も、その賜だと勝手に思うことにしております。真央ちゃんは…残念だったけど、大丈夫だと思う!てか、彼女があくまで武士道を貫くなら、こちらはそれを見守るのみだ。それしかできないものね~

 

>liang様

10月は充実してたみたいだね~こちらはまだまだボーッとしておりますよ。ふわわわ~。大したおみやげ話もなくって申し訳ないんだけど、お会いした時に、中国とロシアの比較をしてみたいですわ!

 

>うさうさ様

今回のロシア杯でジェーニャのバンクーバー行き、かなり現実的になりましたね。うさうささん、真のジェーニャファンだとお見受けしておりますが、本当に無理なのですか?本当にお仕事やめなくてはだめなのですか? って、ご事情も知らずに無責任に焚きつけてはいけませんよね、でもすごく無念そうに聞こえるので…。自分はすっかり会社からスピンアウトした身分なので、思わず書いてしまいました~すみません。

 

> bibo様

うんうん、オフィシャルホテルなので、それなりにイイコトありましたよ。でも私って、ご存じの通り本当にヘタレだ~(旅行記の題名通り)。biboちゃん、アレックスが目の前にいたら、どこまでできる?と、思わず確認したくなるぐらい、情けない状態でした。でもいいの。すばらしい演技が観られたから~(泣笑)

 

モスクワ・ヘタレ紀行その1。

帰国してからバタバタうろうろしているうちに5日も経ってしまい、何と続く中国杯も終わってしまった。時間の流れが速すぎる。
昨日はとにかく明子さんが素晴らしかった。彼女のSPがとってもお気に入りなのに、録画失敗したのは残念だった。JOであんなに凄かったのに、ロシェットは固くなってしまったんだろうか。未来ちゃん、ちょっと可愛そうだったなあ。織田君はチャックに尽きるよなあ……とか言っている場合じゃないよ!
老化気味の頭からは、もうすでに結構ディテールが消えかけている。ただただ、ジェーニャと一緒にアドレナリンを出しまくった興奮の記憶しか残らず。脳細胞と競争しつつの駆け足だけど、とにかく書き留めておかなくちゃならぬ。本題以外の余計なお話が多いのは、許していただくとして。

●1日目(10月22日)
前日までに荷造りが終わらず、午前4時起きで残りをどうにか詰め込み、ふわふわした気分のままJR~京成スカイライナーと乗り継ぎ。添乗員のSさんと無事お会いして、午前11時過ぎのJALに搭乗。総勢10人のツアーって、催行人数ぎりぎり…? 機内ではWBCのドキュメント映画を観たり、買いたてのデジカメの説明書を必死に読んだりしているうちに、すぐに9時間数十分。とても快適なフライト。モスクワは意外に近い。数年前に行ったネパールと変わらない感じ。しかもそのほとんどの時間、ロシア上空を飛ぶわけだし。
昔、ローマに行った時は機内食を3回食べさせられて、フォアグラになったみたいで辛かった(若かったのにね)けど、2回なら楽なもんだと思ったりする。

Iphone_2009

山々は白い雪を頂いていて、本当に美しかった。これだけ視界が開けているのに、水平線と人が住んでいる気配が全くない景色は、初めて見た気がした。ユーラシア大陸って広いんだ、本当に。
ドモジェドヴォ空港に着陸。検疫官が乗客全員の体温を測るというアナウンスがあったが、中止になって一安心。一体何人の耳に同じ体温計が突っ込まれるんだ~ということの方が、インフルエンザより恐かったし(笑)
入国審査官は若い女性だったけど、無駄に威圧的。ただパスポートの写真と顔を見比べるだけなのに、なんだコレは。この国に入ったツーリストは、その後、何度もこの目つきに遭遇するこんだけど、最後には慣れてきてしまう。モスクワの住人達もたぶんそうなんだろうな。どっちにしても、あんまり気分のいいものじゃないが。

空港に迎えに来てくれた(いかにもロシアのマーマな)現地ガイドのオリガさんと落ち合い、10人のツアーとはおおよそ釣り合わない、現代のでっかいバスでに乗り込む。初めて見るモスクワは、すさまじい車の洪水! 慢性的な大渋滞のお陰で、本来は30~40分だというホテルまでの道のりに丸々2時間かかった。モスクワで人気なのはトヨタとホンダというが、現代らしき車と、まるで骨董品みたいな東欧風の小型車もたくさん。最初は「大国の首都なのに、何て暗い街なんだ」と思ったが、よく見ると現代バスのスモークドガラスがやたらと黒いだけだった(笑)

道々オリガさんが建築物や歴史にまつわる話をたくさんしてくれたが、飛行機でほとんど眠れなかった疲れが出てウトウト。ああっごめんなさい!

Iphone_2009_2

宿泊する「エアロスター」は、今大会のオフィシャルホテルだ。一歩足を踏み入れると、先日アップしたシルタキジェーニャの公式ポスターと、フラッグがずらりと並んで壮観だ。しかし写真のセレクト、何とかならんものか(笑)。「選手の姿が見られるかな」と思ったら、さっそく向こうで、正装のジョニー・ウェアーが写真を撮られまくりでファンサービス中。添乗員Sさんのお話を聞きながらも、気もそぞろのツアーメンバー(笑)。

それにしてもこのアエロスター。4ツ星と聞いて油断していたけど、ホテル内に軽食や雑貨が買える売店というものが一切ない。さらに敷地を一歩出ると、車がガンガン走る4車線道路が目の前。リンクまでは歩いていけるアクセスの良さだけど、繁華街からは3、4駅離れた、ちょっと郊外っぽい立地だ。軽く食事をしたいけど、今からレストランやバーに出かけていく気力もない。Sさんが「近くのスーパーまでご案内します」とおっしゃってくれたので、希望者は8時にロビーで待ち合わせすることになった。

自室でバタバタと準備をして、飛び乗った下りエレベーター。先のエントリーでも書いたが、何と途中でぞろぞろとロシアの若手選手が乗ってきて、思いっきりアワワ状態になってしまった。意外とみんな小柄に感じたのは、フィギュアの選手だから当然か。ちょっといい男に見えたのはボロだろうか、ちっこいのはレオノアだろうか、エレベーターの「開」ボタンを押してくれた長身の親切な人はスミノルフだろうか…くらいは確認できたものの、1Fに着くまで、思い切り石化状態のヘタレっぷりだ。

ロビーに出るとさらに追い打ちをかけるように、いきなり目の前でジェーニャとヤナの撮影会が展開されていた。「心の準備ができてねえ~!」と思いつつ走り寄り、必死でデジカメを取り出して人垣の上からシャッターを切ろうとした瞬間、無情にもシャッターと間違えてON/OFFスイッチを押していた自分。レンズがむなしく収納されると同時に、ジェーニャとヤナは連れだって、すうっと会場へ入ってしまった。あまりに慌てていたので、どんな服を着てたかすらも、確認できなかった。8時からオープニングバンケだったのね。ああ私ったら、何にも知らなかったよ…

ホテルに着いたら落ち合おうと言っていた、別ツアー参加の九夜さんにもその夜は会えず。土砂降りの中、スーパーで買ってきたパンを自室でかじりつつ、「あと3分早くエレベーターに乗れていたらなあ」と、ちょっぴり落ち込んだモスクワ最初の夜だった。 続く

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